2008年06月30日
[ウィンブルドンレポート]チャンピオン対チャンピオン
いよいよ今日の4回戦で王者フェデラー対2002年の優勝者ヒューイットの注目の一戦がある。
現在のツアー選手の中で最も仲の良いヒューイットがどこまで、
王者フェデラーを苦しめるか?6連覇を止める事が出来るか?
楽しみなような、不安なような複雑な心境です。

▲レイトンと私
レイトンは、
「確かに優勝した者は、自分とロジャーだけだが現状の立場はチャンピオンと挑戦者。
自分がしなくてはいけない事は積極的に挑戦していくだけ!」と、
あくまでも挑戦者として向かっていく事を強調していた。
「王者フェデラーが、力でねじ伏せられるか?!」、
それとも「挑戦者レイトンが、元王者の意地を見せるか?!」
この目でシッカリと確かめたい!カモーン!レイトン。
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2008年06月29日
[ウィンブルドンレポート]心眼
熱戦が続くこちらウィンブルドンは、試合開始時間が遅い事もあり、見えづらくなってきても、連日ギリギリまで試合が行われております。
ウィンブルドンでは、貴族皇族のアフタヌーンティーに合わせて
試合を行っていた名残(なごり)から、
センターコート、No.1コートは午後1時に試合が開始されます。
(数年前までは2時開始でした)
先日、センターコートで行われた
アンチッチ-フェレール戦が終了したのは夜9時10分。
最後のタイブレーク中は本当に見えているのか?と言うほどの暗さでした。
杉山選手が2回戦をフルセットで勝ったのもちょうど同じ頃でした。

▲試合直後のセンターコート
まさに、「実際には見えなくても、心の目で見ろ!」と
漫画や冗談で言っていたような
「心眼」を実践しているかのようでした。
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2008年06月27日
[ウィンブルドン選手インタビュー]マリア・キリレンコ
今回は、人気の高いキリレンコ選手のスペシャル・インタビューです。ウィンブルドンのシングルスでは残念な1回戦敗退でした。
しかし、
全仏オープン後のスペイン・バルセロナのクレーコートの大会で優勝し、
最新の世界ランキングは自己最高の19位まで上昇してきた。
以下インタビュー
■Q.今年に入り、調子が良いようだけど?
キリレンコ:新しいコーチになって半年がたって、少しずつ取り組んでいる事が形になってきた感じ。

▲テニス365オリジナルTシャツを持って。
■Q.ファンが多いし、どこに行っても注目を集めて大変そうだけど?
キリレンコ:ファンが多いのは嬉しいし、応援してくれるのも嬉しい。大変って事より、恥ずかしいって感じ。
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2008年06月25日
[ウィンブルドンレポート]Keiの勇気
日本のテニスファンの期待を一身に背負って晴れ舞台に立った「Kei Nishikori」、
日本のメディアの熱烈なリクエストに押されるように
ウィンブルドンの大会公式記者会見にまで
「最年少本選出場選手」として指名された錦織選手。
大会初日に登場となったが、
辛いグランドスラムのデビュー戦となってしまった。

▲握手する錦織選手とジケル選手
この日の朝、プレーヤーレストランでメールをチェックする錦織選手に会った。
私はご両親と同じテーブルでくつろいでいたので、
「おはよう、頑張って!」とだけ言うと、
「おはようございます。はい」と、笑って返してくれた。
その後、外でご両親と話す機会があった。
「いつも平沢さんの記事や、コラムを楽しみに読ませて頂いているんですよ」と
お父さんから言われ、しばらく世間話をした。
お母さんは、
「自分を追い込んで頑張っているのを知っているので、
頑張れ!って言えないんです」と心配そうだった。
「Kei、もうやめておけ!」と叫び続けるコーチを横目に、
日本テニス界の期待をヒシヒシと感じてか、痛みに堪えながら戦っていた錦織選手。
悔しさを堪え、棄権を選択した彼の勇気に拍手を贈りたい。

▲タオルをかぶる錦織選手
確かに残念な結果ではあるが、
まだ彼の世界への挑戦は始まったばかり。
18歳で世界を舞台に挑戦する彼を暖かく、一生懸命に応援したい。
「頑張れ!Kei」
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2008年06月23日
[ウィンブルドンレポート]練習コート
開幕が迫り、練習する選手たちの顔つきも一段と険しくなってきました。ウィンブルドンでの練習は、シード選手とその他の選手で
ハッキリと区別されています。
シード選手は、
ウィンブルドンの大会で使用されるコートで練習が出来ますが、
その他の選手は、
会場に隣接する「アオランギ・パーク」と呼ばれる練習専用コートしか
使えないのです。

▲アオランギ・パーク
ちょうど私が練習コートを見に行った時には、
ブレーク&ベルディフ、ヒューイット&マレー、ロディック&クエリーの6選手の豪華メンバーが
3面並んで練習していました。
来年に完成する予定の開閉式屋根への改修が続いているセンターコートは、
張り出した日よけが外され、殺風景だった昨年とは変わって今年は日よけが戻り、
改修前のようにセンターコートらしさが戻ってきました。

さて、最後にこのセンターコートで笑うのは誰なんでしょうか?
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2008年06月21日
[ウィンブルドンレポート]開幕直前!

いよいよ開幕直前となった伝統と歴史のウィンブルドン。
ナダルの4連覇で幕を閉じたフレンチ・オープンから、わずか2週間。
選手たちは慌しく、球足の遅いレッドクレーから一転、
速いグラスコートでのプレーに調整し、
間もなく始まる熱戦に備えています。

▲屋根の取り付け工事中のセンターコート
〈男子〉
6連覇が懸かっているフェデラーは、
宿敵ナダルにフレンチでのお返しをキッチリと付けたいところ。
フェデラーは、ナダルの成長を認めながらも
「クレーでの結果は、グラスコート上では何の意味も無い。
グラスコートでの戦い方は、誰よりも自分が知っている」と自信満々。

▲大会期間中、フェデラーが宿泊する家
そして、注目はサムライ・Keiこと錦織選手。
前哨戦ではナダルとフルセットの接戦を演じて、
ナダルから「トップ10に入れる選手、トップ5だって可能だ!」と大絶賛を受けた。
今週の大会では、腹筋痛を理由に1回戦で棄権しており心配だが、
初出場のウィンブルドンでどこまでやれるか?注目したい。
〈女子〉
フレンチでグランドスラム初優勝した新女王イバノビッチがNo.1シード。
同じセルビアのヤンコビッチがNo.2、
No.3にシャラポワ、No.4クズネツォワとロシア勢が追う。
前哨戦を怪我による欠場や途中棄権する選手が増えており、
シード勢が必ずしも有利とは言えなくなってきた。
今年の女子は荒れ模様の気配。
ウィンブルドンでの熱戦をお楽しみに!
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2008年06月16日
[全仏レポート番外編]おしゃれな宣伝
年々、グランドスラムという一大イベントを何とかビジネスにしようとする宣伝活動が激化しています。
新聞やTV、ラジオなど今まで主流だったメディアを通じた宣伝だけでなく、
街中を走るバスやトラック、地下鉄に広告を張り巡らせるなど、
さまざまな工夫がされています。
今年は車にメッセージを張り、
車自体を広告にした「Promo Car」が流行のようです。

▲Nike[ナダル・バージョン]
ナダルの車にはボルグの偉業に並ぶ4連覇を願ってデザインされていました。
その念願通り、ナダルが4連覇した直後に2008の数字の上に斜線が引かれ、
誇らしげにパリの街を走り回っているそうです。
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2008年06月09日
[全仏レポート]男子決勝ナダル圧勝で4連覇!
3年連続で同じ顔合わせとなった男子決勝「フェデラー対ナダル」。No.1シードの王者フェデラーの生涯グランドスラムは、
またしても叶わなかった。

▲試合後のコート
決勝戦を前にナダルの優勝は、
ほぼ間違いないと感じたのは私だけでな無かったはず。
しかし、ここまでナダルの一方的な圧勝になるとは予想外だった。
大会期間中の両者は全く正反対の行動をとっていた。
しかも、それが昨年までと正反対だったのが興味深かった。
ナダルは、昨年まで試合後は即行で宿舎、練習は会場外のコート…から一転!
会場で練習し、食事もコーチのトニー叔父さんとプレーヤーレストランで食べたり、
友人達とコーヒーを飲んだりと、4連覇のプレッシャーなど感じていないようなリラックスムード。
一方のフェデラーは、昨年のリラックスムードから同じく一転、
必要以外は会場には居らず雲隠れ状態が続いた。
こうして2週間の戦いを終えた2人は休む間も無く、
グラスコート・シーズンに挑んでいく。
ナダルがクレーでの連勝を伸ばした今、
グラスでの連勝記録を更新を狙うフェデラーに、
大きなプレッシャーとしてのしかかっている事は間違いない。
ナダルがプレッシャーをバネに圧勝で4連覇をおさめたように、
フェデラーも史上初の6連覇を達成する事が出来るのか?
王者フェデラーの意地と底力に期待したい!
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2008年06月09日
[全仏レポート]特別なもの
皆さんが一度は手にしてみたいと思っているものに触ってしまいました。男子決勝まで勝ち進んだ2選手の「特別なもの」です。
ナダル選手が今大会で履いていたシューズ(準決勝で使用)と、
フェデラー選手のラケット(準々決勝で使用)をじかに見て、
触る機会がありました。

▲ナダル選手のシューズ
優勝した年をモチーフにした3つのマークが付いており、
ヒールの部分には「RAFA」 と入っています

▲フェデラー選手のラケット
彼の繊細(せんさい)な感覚を実証するように、
この日は21kg(約46.3ポンド)、21.5(約47.4ポンド)kg、22kg(約48.5ポンド)の
3種類のテンションに張り上げられていました。
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2008年06月08日
[全仏レポート]女子決勝
イバノビッチが、グランドスラム決勝挑戦3度目の正直で念願のグランドスラム初優勝を勝ち獲った!相手は、前哨戦で優勝し今大会中も勢いに乗るサフィーナ。
共に破壊力のあるストロークが自慢の二人、試合開始直後から激しい打合いが続く…
ここ数年の女子テニスがパワーだけでなく、スピードやフィジカルなど
総合力が求められている事がうなずける一戦となった。

▲試合後サインに応じるイバノビッチ選手
優勝したイバノビッチ選手は、
話をしているとこちらが恥ずかしくなるくらいに目をジッと見つめて真剣に聞いている。
どんなに忙しくても「Hello!」「Bye」など、必ず声をかけてくれる…
コートを出ると本当に普通の女の子。
今回のグランドスラム初タイトルで自信を付け、
新女王(来週付けのランキングで世界#1にランクイン)として
益々輝いていって欲しい。
次のグランドスラムのウィンブルドンは、もう直ぐに開幕。
よりメディアの注目も高まり、コート外でのスケジュールも大忙しになる事だろう。
彼女と果たした「優勝したらウィンブルドンでパーティーだ!」と言っていた
約束を果たしてくれるだろうか?
約束通り、食事が出来たら皆さんにもお知らせします。
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2008年06月07日
[全仏レポート]プリクラ

今年の全仏で私の一番のヒットは、「プリクラ」です。
会場のオフィシャルカーを待つロビーに設置された、
このプリクラはフランスのTV局の企画で置かれたもので、各選手の素顔が垣間見れて面白かったです。

▲左側がプリクラの機械
特にイバノビッチはコート上のガッツポーズと強烈なストロークからはかけ離れた、
普通の女の子に戻った素顔の彼女が出ています。

▲イバノビッチ選手
ジョコビッチは、茶目っ気たっぷりに大サービスです。

▲ジョコビッチ選手
シャラポワやナダルは、恥ずかしいのか、比較的おとなしいポーズです。
さて、来年はどんな企画なんでしょうか?また皆さんにレポートしますね!乞う、ご期待!!
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2008年06月06日
[全仏レポート]Player Service
会場内の「Player Service」をご紹介しましょう。まずは選手がくつろぐ「プレーヤーラウンジ」です。

▲プレイヤーラウンジ
プロ選手用のメイン・ラウンジは、レストランのスペースとカフェのスペースに分かれており、
さらに2階には、サラダやパスタを自分の好みで作ってくれるカウンターもあり風格が違います。
グランドスラムならではのサービスと言うと…「ヘアサロン」です。

▲ヘアサロン
各グランドスラムには、その国を代表するようなヘアデザイナーが
選手や選手ファミリーを無料でサービスしてくれます。
私も一度だけ、全米オープンの会場で切ってもらった事がありますが、
良く言うと「動きのあるラフなカット」、しかし日本風に言うと「とら刈り」になった事がありました。
テニス選手に大切なストリンギング・サービスも忘れてはいけません。
ストリンガーも世界各国から選りすぐられた一流の職人が集合します。

▲ストリンギングコーナー
写真の中心は日本を代表するストリンガーの一人、Mr.Yusukiです。
テニス界の最高峰のグランドスラムだけに他にも、色々なサービスがあります。
他のサービスは、またの機会にレポートします。
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2008年06月04日
[全仏レポート]コートキーパー
ローランギャロスのレッドクレーは、アンツーカーと呼ばれる赤レンガを砕いて粉状にした物を
固めて作られています。
そして各セットが終わる度にコートキーパーが現れ、ブラシをかけ、ラインをホウキで綺麗にしてくれます。

▲コートの断面図
どこの大会でも、
このように選手の活躍の裏には、
晴れ舞台を作る裏方さんが大勢いるのです。
そして、今年は凄い事を聞きました。
コートのブラシかけに使っているのは、
会場で使っていたネットの古くなった物だそうです。

▲セット間のコート整備
言われてみれば、ネットと同じでした。
皆さんもTVでブラシかけが映った際には、是非見てみてください。
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2008年06月03日
[全仏レポート]エントリーリスト
大会も半ばを過ぎて一気に選手も減ってきた。そして負けてしまった選手たちは次の大会に向かっていく。
会場内の男女(ATPとWTA)ツアーのオフィスの前には、選手への連絡事項や案内、翌週以降の各大会のエントリーリストが張り出されている。
選手が毎日と言ってよいほど確認するのが[エントリーリスト]だ。
予選開始まで、エントリーした選手がランキング順に並べられている、
シンプルなこの[エントリーリスト]を、選手たちが心配するのには理由がある。
各大会への本選ストレートインの人数が決まっているので、
それ以降の選手は予選を戦わなくてはならなくなる。
本選に入るには3試合を勝ち抜かなくてはならず、レベルの均衡したツアーでは死活問題だ。
丁度、魔のNo.2コートで番狂わせを食らったヨージニ選手もリストを見に来た。

▲エントリーリストを見るヨージニ選手
ウィンブルドンの前は芝の大会が少なく、
いつもの大会より出場する選手のレベルが高いため、シードになれるのかが心配だったらしい。
トップ20に入っている彼でさえ苦労しているのだから、
出場ギリギリの選手には「合格発表」を見るような気持ちだろう。
選手たちにとって、ランキングは単なる誇りや名誉でなく、自分の居場所を決める重いものなのです。
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2008年06月01日
[全仏レポート]選手のお母さん
プロ選手のお母さん達は、大変です。日本で選手のお母さんの代名詞ともなりつつある
杉山愛選手のお母さん「杉山芙紗子さん」が良い例でしょう。
彼女は、母親であり、愛ちゃんのコーチであり、エージェントでもあるのです。
健康状態やこれからの事は母親として心配でしょうし、
テニスに関してはコーチとして厳しく向き合い、
愛選手をよりプロフェッショナルにするために
エージェントとしてプロデュースしたり…。
気を抜く暇も無い事でしょう。
外国人選手のお母さんたちは、「積極的なママ」が多く、
コーチやエージェントを兼ねているお母さんが沢山います。
最近、注目のセルビア勢も「パワーのあるママ揃い!」で有名です。
ジョコビッチのお母さんは、
全豪の決勝で「ここまでやってきた事を見せてみなさい!」と、
ハッパをかけたそうです。

▲ヤンコビッチ選手のお母さん
写真のヤンコビッチ選手のお母さんは
「エレナの写真見てみて!」と見せてはひとしきり自慢話をして、試合中には大きな声で声援を送ります。
闘志むき出しのシャラポワ・パパや、
スーパーマリオ似のフェデラー・パパもお忘れなく!
TVで選手席が映った時には、どんなお母さんやお父さんが座っているか?
良~く見てみて下さい!
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